民泊物件・事業の買取先3選!買取の手順や流れ・注意点まで徹底解説

民泊物件・事業の買取先3選

民泊をやめたい、物件や事業を手放したいと考えたとき、「どこに売ればいいのか」「どんな手続きが必要なのか」と悩む方は少なくありません。

この記事では、民泊物件・事業のおすすめ買取先3選を紹介するとともに、売却の流れや注意点までわかりやすく解説します。

初めての方でも安心して売却を進められるよう、実務に即した情報をお届けします。

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目次
  1. 民泊物件・事業のおすすめ買取先3選
    1. 1.民泊専門の不動産買取業者|スピード重視なら
    2. 2.民泊M&A仲介サービス|事業ごと売却したいなら
    3. 3.訳あり物件にも対応する業者|空室・規制物件でも相談可
  2. 民泊物件・事業の買取業者3選
    1. ①:エーアンドシーキャピタル
    2. ②:リスタートジャパン
    3. ③:ココミンカ
  3. 【比較】民泊買取と民泊M&Aの違い
    1. 1.買取は早く現金化できるが安値になりやすい
    2. 2.M&Aは価格競争が起きやすく、売却額が高くなる傾向にある
    3. 3.失敗しない選び方:あなたに合うのはどっち?
  4. 民泊の3種類の売却方法
    1. 1.不動産として物件のみ売却する(買取 or 仲介)
    2. 2.家具・設備・アカウント付きで一体売却する
    3. 3.民泊M&A(事業ごと譲渡)で全てを引き継ぐ
  5. 民泊物件の買取に関するよくある質問
    1. 1.ローンが残っていても売れる?
    2. 2.賃貸物件でも営業権を売却できる?
    3. 3.売却前に廃業手続きは必要?
    4. 4.買取とM&A、どちらが高く売れる?

民泊物件・事業のおすすめ買取先3選

民泊物件・事業のおすすめ買取先3選

民泊の撤退や事業整理を検討している方にとって、信頼できる買取先を選ぶことは非常に重要です。

ここでは、スピード重視・高額売却・特殊物件対応など、目的別におすすめできる買取先を3つご紹介します。

民泊物件の種類や売却目的に応じて、最適な買取先を見つける参考にしてください。

1.民泊専門の不動産買取業者|スピード重視なら

スピーディに現金化したいなら、民泊物件の取り扱いに慣れた不動産買取業者が最適です。

一般の不動産会社では扱いづらい旅館業許可物件や営業中の民泊でも、専門業者なら即日査定・早期契約が可能なケースが多いです。

契約後は最短1〜2週間で現金化できることもあり、撤退判断を急ぐ方には心強い選択肢となります。

2.民泊M&A仲介サービス|事業ごと売却したいなら

営業中の民泊事業をまるごと売りたいなら、民泊M&Aに特化した仲介サービスがおすすめです。

これは単なる物件売却ではなく、営業権・予約システム・清掃外注先など一式を次の運営者に引き継ぐ方法です。

M&A仲介を活用すれば、より高値で売却できる可能性があり、法人や複数物件運営者に適しています。

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3.訳あり物件にも対応する業者|空室・規制物件でも相談可

収益が出ていない民泊や、近隣トラブル・条例変更で営業停止となった物件も、訳あり物件専門の買取業者なら対応してくれることがあります。

築古、空室、旅館業廃止済などでも相談可能な業者は増えており、条件に合えば即時買取も可能です。

「売れないかも」と諦める前に、一度査定してもらう価値は十分にあります。

民泊物件・事業の買取業者3選

①:エーアンドシーキャピタル

ACキャピタルは、大阪を拠点に関西エリア全域で収益不動産の買取を行っている企業です。

特に民泊やゲストハウスの運営実績が豊富で、自社運営を前提とした独自の収益査定を実施しているため、一般的な不動産会社よりも高値での買取が期待できるのが特長です。

買取対象は、一棟マンションや中古戸建てはもちろん、ホテル・旅館・テナントビルなど幅広く対応。

空室や収益性の低い物件に対しては、サブリース(借上げ)による再活用提案も可能で、単なる買取だけでなく、事業再生・収益改善まで一括で任せられる点も魅力です。

②:リスタートジャパン

リスタートジャパンは、民泊・旅館業に特化した不動産会社で、民泊物件や投資用不動産の売買・買取・リフォーム・運営代行までを一貫してサポートしています。

特に、一般の建売業者が敬遠しがちな15坪以下の狭小住宅や中古戸建ても買取可能なのが大きな特徴です。

物件を民泊やテレワーク用途で再活用することで資産価値を高め、オーナーの収益最大化を支援。

Airbnbを含む宿泊施設の運営代行や、許可申請、インテリア設置までトータルプロデュースが可能です。

民泊投資に精通したプロによるサポートで、物件の有効活用と売却を両立できます。

③:ココミンカ

ココミンカ(横山保全株式会社)は、東京23区内の民泊・旅館向け不動産を対象に、高値での買取・借上を行っている専門業者です。

自社で民泊・旅館の施工から運営までを一貫管理しており、その高い収益性をベースに他社よりも優位な価格での買取が可能です。

戸建・アパート・ビル・土地(80㎡以上)などを対象に、築年数や残置物の有無を問わず柔軟に対応

また、借上時にはリノベーションや許認可取得などの費用をすべて自社負担で対応し、オーナーの負担を軽減。

査定から契約までがスピーディで、1週間以内の成約実績も多数あります。

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【比較】民泊買取と民泊M&Aの違い

【比較】民泊買取と民泊M&Aの違い

民泊を手放す際、「買取」と「M&A」では売却方法も金額も大きく異なります。それぞれの特徴を理解し、目的や物件状況に合った選択をすることが、後悔のない売却につながります。

1.買取は早く現金化できるが安値になりやすい

「すぐに手放したい」なら不動産買取が向いています。買取業者が直接買い取るため、売却完了までが早く、最短1〜2週間で現金化も可能です。

ただしスピード重視な分、価格は相場より安くなる傾向があり、営業実績や設備が評価されにくい点に注意が必要です。

2.M&Aは価格競争が起きやすく、売却額が高くなる傾向にある

民泊の営業実績や予約サイトの評価、清掃体制などを活かして売りたいなら、M&Aによる事業売却がおすすめです。

複数の買い手候補に提案できるため、相見積もりによって価格競争が起きやすく、物件単体よりも高値で売却できる可能性があります。

3.失敗しない選び方:あなたに合うのはどっち?

「急ぎの現金化が最優先」なら買取、「収益性も評価されたい」ならM&Aが向いています。

買取はスムーズですが価格は抑えめ、M&Aは準備が必要ですが条件次第で好条件が狙えます。

迷ったときは、まずはM&A仲介に相談して選択肢を持つのがおすすめです。

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民泊の3種類の売却方法

民泊の3種類の売却方法

民泊をやめたい、資産を整理したいと思ったとき、売却方法は大きく分けて3つあります。

単なる不動産売却か、事業ごとの譲渡かで手続きや価格も変わるため、それぞれの特徴を押さえて選びましょう。

1.不動産として物件のみ売却する(買取 or 仲介)

物件を「空室」または「民泊用途解除済」として売却する方法です。

不動産買取なら早期現金化が可能で、仲介売却なら市場価格での売却が狙えます。

ただし、民泊の実績や予約情報は引き継げないため、それらの“無形資産”は評価されづらい点がデメリットです。

2.家具・設備・アカウント付きで一体売却する

民泊用の家具・家電・設備、そしてOTA(Airbnbなど)の運用アカウントも含めて売却するパターンです。

次の運営者にとってはすぐ営業できる状態のため、付加価値がつきやすく、買取価格やM&A価格に上乗せされることもあります。

引き継ぎ(オーナーチェンジ)契約の明確化がポイントです。

3.民泊M&A(事業ごと譲渡)で全てを引き継ぐ

最も包括的な方法が、事業ごと引き継ぐM&A型の売却です。

物件の所有・賃貸を問わず、営業権・稼働データ・予約・人材外注など全てを承継対象にできます。

しっかり準備すれば、投資家や法人が買い手になるため、高額での売却スムーズな撤退が実現しやすくなります。

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民泊物件の買取に関するよくある質問

民泊物件の買取に関するよくある質問

民泊を売却しようと考えると、手続きや契約、条件に関して不安や疑問が出てきます。

ここでは、特に多く寄せられる4つの質問に絞って分かりやすく解説します。

1.ローンが残っていても売れる?

ローンが残っていても民泊物件の売却は可能です。

物件の売却代金でローンを完済できるなら、そのまま抵当権を外して売ることができます。

ただし、売却価格がローン残債より低い場合は、自己資金の持ち出しや金融機関との協議が必要になります。

売却を検討する前に、まず残債額と物件の市場価値を確認しましょう。

2.賃貸物件でも営業権を売却できる?

賃貸物件でも営業権を第三者に譲渡(=M&A)することは可能です。

ただし、オーナー(大家)の事前承諾が必要であり、契約名義や許認可の扱いについても慎重な調整が求められます。

実際には「サブリース契約」「営業譲渡契約」で対応するケースが多く、M&A仲介業者に相談するとスムーズに進みます。

3.売却前に廃業手続きは必要?

状況によって異なりますが、M&Aなどで営業を引き継ぐ場合は廃業手続きは不要なこともあります。

たとえば旅館業許可や住宅宿泊事業届出をそのまま次の運営者に引き継ぐなら、名義変更や再届出で対応可能です。

一方、物件のみを売却して民泊をやめるなら、管轄窓口へ正式に廃業手続きを行う必要があります。

4.買取とM&A、どちらが高く売れる?

基本的にはM&Aの方が高く売れる傾向があります。

買取は「物件の不動産価値」のみが評価対象になりやすい一方で、M&Aは「稼働率・収益・予約履歴」などの事業的価値も加味されるからです。

特に営業実績がある民泊やレビューの評価が高い場合は、M&Aの方が圧倒的に有利になるケースが多く見られます。

まとめ|民泊買取は「目的に合った売却先選び」が成功のカギ

民泊を手放す方法は「不動産としての買取」「設備付き一括売却」「M&Aによる事業譲渡」の3つがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。

短期で現金化したいなら買取、高く売りたいならM&Aがおすすめです。重要なのは、「なぜ売るのか」「何を引き継いでもらいたいのか」を明確にすること。

目的に合った売却先を選ぶことで、満足のいく結果が得られるでしょう。

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